[ #538 ] 2019.06.23. Sun 22:19
集合は、志木駅東口交番前の広場です。
今回は、市内の野火止用水の跡を見て歩きました。
野火止用水は、志木に入るところで、本流と西側に分岐する流れと東側に分岐する流れの三つに分かれます。
先ずは、本流の流れの跡を見に行きました。
本流は、旧奥州街道に沿って市場地区へと流れて行きます。
本流から西側に分かれた分水はすぐに2つに分かれます。
愛宕通りから分かれた水路のあとが残っています。
この水路は、線路を超えて、柏町の中道通りを進み氷川神社の裏へと流れています。
一方、愛宕通りを真っすぐ流れて行った分水は、志木大通り超えたところで二本に分かれていたそうです。
真っすぐ進んでいくと大塚延命地蔵があります。
この地蔵さんは、志木二小建設にあたり、通学路に当たる事から、現在の場所に移したそうです。
この先に、西原ふれあい第三公園があります。
少しぱらぱらと降ってきたので、話を聞きながら雨宿りです。
この辺りに水車があり、昭和23年に取り壊されたそうです。
またこの先には、高さ6mの滝があったそうです。
進んでいくと、少しわかりにくい所に、大塚大六天神社があります。
この神社は、安政6年に道中安全の守護の神として建立されたものだそうです。
長らく荒れていたのを、志木二小の建設に合わせて、きれいにしたそうです。
この辺りにも水路跡が残っていますが、ほとんど低地の田んぼがあった辺りになり、用水の流れも終わるあたりになります。
西原第三ふれあい公園の湧水を見て、線路を渡ります。
この千手堂は、案内板によると、7堂伽藍を擁して宿坊もあった大寺院だったそうです。
東上線工事により、この場所に移った新明神社です。
東上線に沿って坂を下り、右に曲がると、
本来は、西原ふれあい第三公園と繋がっている斜面が森として残っています。
柏ふれあいの森です。
ユリノキ通りを渡り、氷川神社に出ると、脇に用水の流れが暗渠となって残っています。
氷川神社に来ると茅の輪を作っていました。
雨が大降りとなりましたので、武道館の軒をかり昼食をとりました。
ここにも用水の流れの跡がありました。
この後、クラブ中野児童公園を見て、かしわ公園によりました。
このあとは、志木の杜公園周辺を回り、市場坂上周辺を見て解散となりました。
(青木明雄)