[ #517 ] 2019.03.24. Sun 00:00
こもれびのこみちの斜面林手入れは、月1回行っています。
あずまやからこもれびのこみちの入り口に歩いていくと、セキショウの花が出ていました。
このこみちの水路に張り出しているササを刈り取ってきれいにしました。
ここの斜面には、春の野草が沢山芽吹いてきています。
踏みつけないように気を付けながら、入口に近い方の斜面の手入れを行いました。このこみちの入り口付近にオオアラセイトウの青紫色が目に入ります。
入口のハクモクレンも咲いていましたが、以前たくさんの花が咲いていた時と比べたらとても寂しいです。
池から下流の斜面林の手入れは、前回手入れしたところの周辺を行いました。
こうして刈り取った枝で土留めを作り、ここに刈り取ったものを入れていきます。
急斜面の土が崩れるのを防ぐ効果もあります。
もうすぐ、大きな落葉樹にも葉が茂ってきて、斜面理には日が当たらなくなります。
この斜面の土に日を当てる最後のチャンスとも言えます。
この時期に、斜面林の低木の常緑樹や地面を覆っているヘデラなどを取り除いていくことが、野草を芽吹かせるための大事な作業なのです。
我々の手入れにより、キツネノカミソリが芽吹き花咲くのが大分増えました。
この時期には、葉っぱ出ていて、十分太陽に当たったところで葉は枯れ、夏には花芽だけが伸びてきてオレンジのきれいな花を咲かせます。
今は、この葉っぱに日を当てることがとても重要な時です。
楽しみですね。
(青木明雄)