[ #204 ] 2013.08.30. Fri 23:46
[ #203 ] 2013.08.25. Sun 23:48
8月20日ヨシ原景観の保全に関する調査を実施しました。
毎月観察してきましたが、今回は、市の職員の方も一緒に観察しました。
いつものように、富士下橋の左岸下流のところから下に下りてみました。
今回は、ここから中に入れる状況ではなくなりました。

ここは、現在の堤防と、江戸時代の堤防と昭和時代につくられた堤防が見られるところです。
現在の高い堤防と、昭和時代につくった堤防の間に、このヨシ原があります。
ここが、かつては、湧水による湿地帯であったため、ヨシやオギの群生地となっていたのが、乾燥化とともに、外来植物のオオブタクサやセイバンモロコシなどが繁茂し、在来植物の存在が危うくなってきています。
ここを、どうやって、ヨシやオギの生い茂る景観にできるかと言う事を考えていくのが今回の調査の目的です。
現在の堤防から降りて、向こうに見える堤外にある昭和の堤防に登って調査を続けます。
カヤネズミの巣を発見しました。
カヤネズミは、日本で一番小さいネズミで、体長は50㎜から90㎜程度で体重も10g前後しかありません。
残念ながら、姿を確認することはできませんでした。
この写真でもお分かりの通り、背が高い植物は、オオブタクサです。
前回、見た時も背が高かったところです。

更に、進んでいくと、オオブタクサの背丈も5m程になっていました。
写真をクリックすると、大きな画像になりますので、是非、大きな画像で見てみてください。
よく観察すると、背が高いオオブタクサは、横に枝を広げずに竹の様にスーッと伸びています。
自分が日陰にならないように、負けずに背を伸ばしているのが、良くわかります。
このオオブタクサの成長に負けて、そのほかの植物は日陰になり、枯れてしまうのです。

折り返し地点から、上流側を見ると、様子がよくわかります。
今度は、現在の堤防の上を歩いて戻ります。
前回見た時も、この階段の下は、わずかですが、湧水で湿っていましたが、今回も同じように湿っていたようです。私は、上から見て、写真を撮っていました。
この写真も、大きくして、見てください。

この部分は、前回、まだこれほど大きくない時期に、少し、抜いてみたところです。
その後も、生えてないか、まだ小さいようです。
この様子から、想定すると、少し、早い時期に、大勢で抜いてしまうと、かなり効果がありそうです。
近隣の中学、高校に声を掛けさせてもらい、人海戦術で抜き取ってしまうのも、効果がありそうです。
この後、富士下橋近くの木陰で、意見交換をして、解散しました。

次回は、9月1日です。
どなたでも参加できますので、どうぞお気軽に参加されるのをお待ちしています。
(青木明雄)
毎月観察してきましたが、今回は、市の職員の方も一緒に観察しました。
いつものように、富士下橋の左岸下流のところから下に下りてみました。
今回は、ここから中に入れる状況ではなくなりました。

ここは、現在の堤防と、江戸時代の堤防と昭和時代につくられた堤防が見られるところです。
現在の高い堤防と、昭和時代につくった堤防の間に、このヨシ原があります。
ここが、かつては、湧水による湿地帯であったため、ヨシやオギの群生地となっていたのが、乾燥化とともに、外来植物のオオブタクサやセイバンモロコシなどが繁茂し、在来植物の存在が危うくなってきています。
ここを、どうやって、ヨシやオギの生い茂る景観にできるかと言う事を考えていくのが今回の調査の目的です。
現在の堤防から降りて、向こうに見える堤外にある昭和の堤防に登って調査を続けます。
カヤネズミの巣を発見しました。
カヤネズミは、日本で一番小さいネズミで、体長は50㎜から90㎜程度で体重も10g前後しかありません。
残念ながら、姿を確認することはできませんでした。
この写真でもお分かりの通り、背が高い植物は、オオブタクサです。
前回、見た時も背が高かったところです。


更に、進んでいくと、オオブタクサの背丈も5m程になっていました。
写真をクリックすると、大きな画像になりますので、是非、大きな画像で見てみてください。
よく観察すると、背が高いオオブタクサは、横に枝を広げずに竹の様にスーッと伸びています。
自分が日陰にならないように、負けずに背を伸ばしているのが、良くわかります。
このオオブタクサの成長に負けて、そのほかの植物は日陰になり、枯れてしまうのです。


折り返し地点から、上流側を見ると、様子がよくわかります。
今度は、現在の堤防の上を歩いて戻ります。


前回見た時も、この階段の下は、わずかですが、湧水で湿っていましたが、今回も同じように湿っていたようです。私は、上から見て、写真を撮っていました。
この写真も、大きくして、見てください。

この部分は、前回、まだこれほど大きくない時期に、少し、抜いてみたところです。
その後も、生えてないか、まだ小さいようです。
この様子から、想定すると、少し、早い時期に、大勢で抜いてしまうと、かなり効果がありそうです。
近隣の中学、高校に声を掛けさせてもらい、人海戦術で抜き取ってしまうのも、効果がありそうです。
この後、富士下橋近くの木陰で、意見交換をして、解散しました。


次回は、9月1日です。
どなたでも参加できますので、どうぞお気軽に参加されるのをお待ちしています。
(青木明雄)
[ #201 ] 2013.08.23. Fri 23:42
8月11日とても暑い
斜面林の手入れも、暑い日向を避けて、極力木陰の下での作業に留めることにしました。
この時期の木の剪定作業は、限定的です。
暑くて作業に来てくれる人も少ない中で、ボランティアの生徒が一人来てくれました。
ありがとう。

アジサイの花はとっくに終わってしまいましたが、まだ花殻を刈り取ってません。
今年度から、西原ふれあい第3公園の手入れは、月2回にしましたが、数多く植えられているアジサイの花殻つみまで手が回っていません。
手入れをして、来年きれいな花をたくさん咲かせたいと思うんですが。
休憩場所のアジサイは、一部分ですが、きれいに刈り込みました。

ゴマダラチョウを見つけましたので、写真を撮っておきました。

(青木明雄)
斜面林の手入れも、暑い日向を避けて、極力木陰の下での作業に留めることにしました。
この時期の木の剪定作業は、限定的です。
暑くて作業に来てくれる人も少ない中で、ボランティアの生徒が一人来てくれました。
ありがとう。


アジサイの花はとっくに終わってしまいましたが、まだ花殻を刈り取ってません。
今年度から、西原ふれあい第3公園の手入れは、月2回にしましたが、数多く植えられているアジサイの花殻つみまで手が回っていません。
手入れをして、来年きれいな花をたくさん咲かせたいと思うんですが。
休憩場所のアジサイは、一部分ですが、きれいに刈り込みました。


ゴマダラチョウを見つけましたので、写真を撮っておきました。

(青木明雄)
[ #200 ] 2013.08.05. Mon 04:51
8月4日午後羽根倉橋上流の荒川左岸の廃村を訪ねました。
志木駅東口13時半発与野行のバスで羽根倉橋を渡った下大久保まで行きます。
志木駅東口バス停で待っていた人、途中から乗ってきた人、バスの中にツアーの人が増えてきました。
さらに、下大久保バス停で待っていてくれた方など、市内の掲示板に張ったポスターを見て参加された人もおりました。
先ずは、最初の目的地の千貫樋水郷公園に行きました。
ところが、突然ポツポツと雨が降ってきました。
幸いなのか、かつて水が流れていた煉瓦樋門で雨宿りです。

先週の水辺応援団養成講座の時を思い出します。
今回は、雲が切れてくれそうなんですがと思いながら待っていると、小降りになり、やんでくれました。
公園を抜けると、旧荒川の土手に出ます。

旧堤防を歩いていると、また雨がポツポツと。
もう雨宿りの場所がありませんので、雨の中を歩くことにしました。
この旧堤防の正面が現在の荒川の堤防です。
高さの違いがよくわかります。
いよいよ荒川堤外(土手を越えて、荒川の内側)に入ります。
ここから見えるところが廃村です。
最後の住民が退去したのは、11年前です。

廃村に入りました。
ここには、ちゃんと電気も来ていて、持ち主がいます。
住んではいませんが、田畑は、使われていて、持ち主の方が農作業に来ています。

雨宿りもしたいので、薬師堂に向かいました。ここには、昭和39年に浦和市の天然記念物に指定された大きなマキの木があります。
またここにはお墓の残されています。

続いて、神社のあとへ。
1人で夜来るには怖いところです。

一通り回って廃村を出るころに、やっと雨がやみました。

この後、土手の上を浦所線まで涼しい風を受けながら歩きました。
さらに、羽根倉橋を歩いて渡り、浅間神社へ。

この後は、それぞれに帰宅。
私は、バスで、志木駅に向かい反省会へ。
(青木明雄)
志木駅東口13時半発与野行のバスで羽根倉橋を渡った下大久保まで行きます。
志木駅東口バス停で待っていた人、途中から乗ってきた人、バスの中にツアーの人が増えてきました。
さらに、下大久保バス停で待っていてくれた方など、市内の掲示板に張ったポスターを見て参加された人もおりました。
先ずは、最初の目的地の千貫樋水郷公園に行きました。
ところが、突然ポツポツと雨が降ってきました。
幸いなのか、かつて水が流れていた煉瓦樋門で雨宿りです。


先週の水辺応援団養成講座の時を思い出します。
今回は、雲が切れてくれそうなんですがと思いながら待っていると、小降りになり、やんでくれました。
公園を抜けると、旧荒川の土手に出ます。


旧堤防を歩いていると、また雨がポツポツと。
もう雨宿りの場所がありませんので、雨の中を歩くことにしました。
この旧堤防の正面が現在の荒川の堤防です。
高さの違いがよくわかります。
いよいよ荒川堤外(土手を越えて、荒川の内側)に入ります。
ここから見えるところが廃村です。
最後の住民が退去したのは、11年前です。


廃村に入りました。

ここには、ちゃんと電気も来ていて、持ち主がいます。
住んではいませんが、田畑は、使われていて、持ち主の方が農作業に来ています。


雨宿りもしたいので、薬師堂に向かいました。ここには、昭和39年に浦和市の天然記念物に指定された大きなマキの木があります。
またここにはお墓の残されています。

続いて、神社のあとへ。
1人で夜来るには怖いところです。


一通り回って廃村を出るころに、やっと雨がやみました。


この後、土手の上を浦所線まで涼しい風を受けながら歩きました。
さらに、羽根倉橋を歩いて渡り、浅間神社へ。


この後は、それぞれに帰宅。
私は、バスで、志木駅に向かい反省会へ。
(青木明雄)
[ #199 ] 2013.08.01. Thu 14:05
28日午後
水辺応援団養成講座の第4回を行いました。
先ずは、4区画の調査区域の確認から始めました。
パッと見た感じ、アレチウリがあまりありません。
よーく調べてみると、少ないですが、確認することができました。
調査区画の設定にも多少問題があったか。
昨年の駆除作戦が大きな効果を上げているのも間違いありません。

コドラトの観察・調査等を終わる頃、急に雲行きが悪くなり、ポツポツ降り出しました。
とりあえず、土手の上に上がり、志木中学校の渡り通路の下を借り、雨宿りすることにしました。
雨は、雷を伴う激しい雨で、当面止みそうもないため、ここで、本日の講義です。
講義は、この柳瀬川で活動する今回の主催団体で、NPO法人エコシティ志木と埼玉県生体保護協会志木支部の活動紹介です。エコシティの活動紹介は私から行いました。


雨は、激しく降り続け、1時間以上も雨宿りすることになりました。
中学校の校庭は、大きなプールとなっていました。
何とか小降りになり、大急ぎで家に帰りました。

この雨宿りしていたところは、一部土足禁止となってます。
きれいに掃除しておきました。
志木中学校様、午前・午後とてもお世話になりました。
ありがとうございました。
(青木明雄)
水辺応援団養成講座の第4回を行いました。
先ずは、4区画の調査区域の確認から始めました。
パッと見た感じ、アレチウリがあまりありません。
よーく調べてみると、少ないですが、確認することができました。
調査区画の設定にも多少問題があったか。
昨年の駆除作戦が大きな効果を上げているのも間違いありません。


コドラトの観察・調査等を終わる頃、急に雲行きが悪くなり、ポツポツ降り出しました。
とりあえず、土手の上に上がり、志木中学校の渡り通路の下を借り、雨宿りすることにしました。
雨は、雷を伴う激しい雨で、当面止みそうもないため、ここで、本日の講義です。
講義は、この柳瀬川で活動する今回の主催団体で、NPO法人エコシティ志木と埼玉県生体保護協会志木支部の活動紹介です。エコシティの活動紹介は私から行いました。



雨は、激しく降り続け、1時間以上も雨宿りすることになりました。
中学校の校庭は、大きなプールとなっていました。
何とか小降りになり、大急ぎで家に帰りました。


この雨宿りしていたところは、一部土足禁止となってます。
きれいに掃除しておきました。
志木中学校様、午前・午後とてもお世話になりました。
ありがとうございました。
(青木明雄)
[ #198 ] 2013.08.01. Thu 13:06
7月28日午前
9時に志木中学校前の柳瀬川の土手に集合。
一番の心配が天候でしたが、前日の強い雷雨も夜には止み、いい天気になりました。
このイベントは志木市立教育サポートセンターに後援いただいており、当日も前田所長よりご挨拶をいただき、始まりました。
川の水は、若干多かったようですが、目立つほどではなく安心しました。

最初は、川になれることもあり、みんなでゴミ拾いです。
当初に予定では、河川敷のゴミ拾いから始めることにしていましたが、いきなり川の中のゴミ拾いに変更。
拾ったゴミを入れるため、各自レジ袋を持っています。
これが、今日拾い集めたゴミです。
たった10分ほどでこんなに集まります。

夏の暑い日は、熱中症に注意が必要です。
熱中症対策は、とにかく時々水分を十分補給することが大事です。
遊びに夢中になっているとつい忘れてしまうので、土手に上がったところで、水分補給です。
そして、今度は川の虫捕りですが、場所は、ゴミ拾いをした場所と同じところです。
ここの石をひっくり返したりして、虫を探します。
ヒルを見つけると怖がる子もいますが、川のヒルは血を吸いませんから大丈夫と教えます。
でも、触るのは嫌がる子も多いです。

かなり、いろいろな虫を捕ってくれました。
虫を持って、土手の上に戻ります。
川の虫は、小さくて仕分けが大変なので、この後2人が観察・説明の時間までに仕分けを行います。

続いて、魚捕りですが、手網でうまく魚が捕れるんだろうか?と思う人も多いんです。
ちゃんと捕り方を教えています。
今回は、時間をたっぷり取って、好きなように遊んでもらいました。

万が一の事を想定して、小学生にはライフジャケットを付けてもらっています。
さらに、最下流に監視員を付けて安心して、楽しんでもらっています。
写真は、下流側のグループです。
意外と力ずくで捕ろうとしても捕れないんですね。
それでも、今年は昨年より魚が多いのと捕りやすい環境の為、良く捕れました。

捕った魚を整理して、説明しながら観察してもらいます。
皆さん、メモを一生懸命とってますね。
この観察が楽しいんですよね。
水槽の周りに付きっきりですね!

今日は、こんなものが捕れました。

いつもなんですが、持ち帰りたいという人がいますが、イベントで捕った魚は、全て川に戻しています。
たくさん捕れてしまうので戻してます。
毎月、第3日曜日の9時から同じ場所で「柳瀬川・野鳥&川の生き物ウォッチング」を行っています。
次回は8月18日です。
このイベントでも魚捕りと青空水族館を行いますので、是非、遊びに来てください。
ただ、川にはかなりゴミが溜まっていますので、先ずゴミ拾いを行いますので、ご協力をお願いします。
(青木明雄)
9時に志木中学校前の柳瀬川の土手に集合。
一番の心配が天候でしたが、前日の強い雷雨も夜には止み、いい天気になりました。
このイベントは志木市立教育サポートセンターに後援いただいており、当日も前田所長よりご挨拶をいただき、始まりました。
川の水は、若干多かったようですが、目立つほどではなく安心しました。


最初は、川になれることもあり、みんなでゴミ拾いです。
当初に予定では、河川敷のゴミ拾いから始めることにしていましたが、いきなり川の中のゴミ拾いに変更。
拾ったゴミを入れるため、各自レジ袋を持っています。
これが、今日拾い集めたゴミです。
たった10分ほどでこんなに集まります。


夏の暑い日は、熱中症に注意が必要です。
熱中症対策は、とにかく時々水分を十分補給することが大事です。
遊びに夢中になっているとつい忘れてしまうので、土手に上がったところで、水分補給です。
そして、今度は川の虫捕りですが、場所は、ゴミ拾いをした場所と同じところです。
ここの石をひっくり返したりして、虫を探します。
ヒルを見つけると怖がる子もいますが、川のヒルは血を吸いませんから大丈夫と教えます。
でも、触るのは嫌がる子も多いです。

かなり、いろいろな虫を捕ってくれました。
虫を持って、土手の上に戻ります。
川の虫は、小さくて仕分けが大変なので、この後2人が観察・説明の時間までに仕分けを行います。

続いて、魚捕りですが、手網でうまく魚が捕れるんだろうか?と思う人も多いんです。
ちゃんと捕り方を教えています。
今回は、時間をたっぷり取って、好きなように遊んでもらいました。

万が一の事を想定して、小学生にはライフジャケットを付けてもらっています。
さらに、最下流に監視員を付けて安心して、楽しんでもらっています。
写真は、下流側のグループです。
意外と力ずくで捕ろうとしても捕れないんですね。
それでも、今年は昨年より魚が多いのと捕りやすい環境の為、良く捕れました。

捕った魚を整理して、説明しながら観察してもらいます。
皆さん、メモを一生懸命とってますね。
この観察が楽しいんですよね。
水槽の周りに付きっきりですね!


今日は、こんなものが捕れました。

いつもなんですが、持ち帰りたいという人がいますが、イベントで捕った魚は、全て川に戻しています。
たくさん捕れてしまうので戻してます。
毎月、第3日曜日の9時から同じ場所で「柳瀬川・野鳥&川の生き物ウォッチング」を行っています。
次回は8月18日です。
このイベントでも魚捕りと青空水族館を行いますので、是非、遊びに来てください。
ただ、川にはかなりゴミが溜まっていますので、先ずゴミ拾いを行いますので、ご協力をお願いします。
(青木明雄)