[ #130 ] 2012.08.26. Sun 22:56
[ #126 ] 2012.08.19. Sun 18:50
8月19日(日)
柳瀬川ウォッチング
本日は、川の調査に3名、野鳥調査に5名の、計8名が参加しました。
川組は、川岸のアレチウリ除去もおこないました。

野鳥では、州に15羽以上のイカルチドリの群れが。
その中には今年誕生した若鳥も。
さて、どこにいるか、見つけられますか?

大きくて目立ちます。アオサギ。

コガモの雌?

クサガメ発見。
柳瀬川にカメは多いけど、ほとんどが外来種のミシシッピーアカミミガメ。
そんななか、本日は珍しく在来種のクサガメに遭遇。のんびりと川底の藻を食べていました。

水谷田んぼの、かかしたち。
先ほど「ふじみ環境クラブ」の子どもたちが製作したそうです。

柳瀬川の川原には色とりどりのテントが花盛りです。
柳瀬川ウォッチング
本日は、川の調査に3名、野鳥調査に5名の、計8名が参加しました。
川組は、川岸のアレチウリ除去もおこないました。

野鳥では、州に15羽以上のイカルチドリの群れが。
その中には今年誕生した若鳥も。
さて、どこにいるか、見つけられますか?

大きくて目立ちます。アオサギ。

コガモの雌?

クサガメ発見。
柳瀬川にカメは多いけど、ほとんどが外来種のミシシッピーアカミミガメ。
そんななか、本日は珍しく在来種のクサガメに遭遇。のんびりと川底の藻を食べていました。

水谷田んぼの、かかしたち。
先ほど「ふじみ環境クラブ」の子どもたちが製作したそうです。

柳瀬川の川原には色とりどりのテントが花盛りです。
[ #124 ] 2012.08.14. Tue 09:35
8月14日(火)
今日は朝から雨。
このままだと、夕方に予定しているアレチウリ駆除作業、できるかどうか心配です。
アレチウリは外来生物法で「特定外来生物」に指定され、日本在来の植物や生態系にとって特に危険な植物とされています。
今から60年ほど前に日本に入ってきたらしいアレチウリは、北アメリカ原産で、ウリ科、ツル性一年生草本。
その繁殖力は強大で、一つの株からツルが枝分かれしながらどんどん伸び、他の植物を完全に覆って枯らしてしまいます。

伸び始めはこんなにかわいらしい植物ですが・・

ついには河川敷を完全に覆って、一面のアレチウリ[写真:山崎光久]
こうなると、この下の植物には太陽の光が届かず、枯れてしまいます。
発芽期間も長期で、一度駆除してもまた新しく発芽します。
今までの、埼玉県がおこなっている、年数回の草刈りだけでは駆除できず、今のところボランティアによる人海戦術で、状況を見ながらこまめに駆除しているというのが実状です。
今後も、アレチウリが結実して種をばらまく9月中旬ころまでに出来るだけ駆除作業をおこなう予定です。
作業に参加できるボランティアを募集しています。
協力できる方、どうぞよろしくお願い致します。
今日は朝から雨。
このままだと、夕方に予定しているアレチウリ駆除作業、できるかどうか心配です。
アレチウリは外来生物法で「特定外来生物」に指定され、日本在来の植物や生態系にとって特に危険な植物とされています。
今から60年ほど前に日本に入ってきたらしいアレチウリは、北アメリカ原産で、ウリ科、ツル性一年生草本。
その繁殖力は強大で、一つの株からツルが枝分かれしながらどんどん伸び、他の植物を完全に覆って枯らしてしまいます。

伸び始めはこんなにかわいらしい植物ですが・・

ついには河川敷を完全に覆って、一面のアレチウリ[写真:山崎光久]
こうなると、この下の植物には太陽の光が届かず、枯れてしまいます。
発芽期間も長期で、一度駆除してもまた新しく発芽します。
今までの、埼玉県がおこなっている、年数回の草刈りだけでは駆除できず、今のところボランティアによる人海戦術で、状況を見ながらこまめに駆除しているというのが実状です。
今後も、アレチウリが結実して種をばらまく9月中旬ころまでに出来るだけ駆除作業をおこなう予定です。
作業に参加できるボランティアを募集しています。
協力できる方、どうぞよろしくお願い致します。
[ #121 ] 2012.08.05. Sun 21:27
8月5日(日)
脚折雨乞(すねおりあまごい)を見学しました。
群馬県板倉町の雷電神社(らいでんじんじゃ)を訪ねた縁で、鶴ヶ島市の脚折雨乞を見学することになりました。
参加者:エコシティ志木「水塚の文化研究会」メンバー8名。
脚折雨乞は、鶴ヶ島市脚折地区に江戸時代から伝わる降雨祈願の伝統行事です。
現在は国選択無形民俗文化財・鶴ヶ島市指定無形文化財となっています。

祝詞のあと、板倉町の雷電神社から運んできた水を雷電池(かんだちがいけ)に注ぎます。
「雷電池のほとりの脚折雷電社に雨乞いすると、必ず雨が降った。しかし、寛永(1624〜1645)の頃、池を縮めて田を作ったため、そこに棲んでいた大蛇が上州板倉に移って行き、雨が降らなくなってしまった。
そこで、板倉の雷電神社で降雨祈願をして池の水を持ち帰ると、見事に雨が降り始めた。」
という明治時代の記録が残っているそうです。
雨乞い行事は、干ばつの年におこなわれていましたが、昭和39年(1964)を最後に途絶えていました。
昭和51年(1976)に復活し、それ以降、4年に一度おこなわれるようになり、現在まで継承されています。

土煙をあげて、雷電池に入る龍神。
龍神は、80本の竹と、570束の麦わら、クマザサの飾り付けでつくられ、長さ36m、重さ3tだそうです。
これが300人の男衆によって担がれ、白鬚神社(しらひげじんじゃ)から雷電池まで約2kmを練り歩きます。
今年は、交流のある福島県相馬市の高校生9人も担ぎ手として参加しているというアナウンスがありました。
なぜ麦わらの胴体?
「田を作ったため、大蛇がいなくなり、雨が降らなくなった」ことから、稲わらではなく麦わらなのでしょうか。
古代の、稲作文化と畑文化の鬩ぎ合いに思いを至らすのは、勘ぐりすぎ?
池の中では、観客も一緒になって「雨降れ、たんじゃく」「ここにかかれ黒雲」と叫んで雨乞いです。
クライマックスは時間の都合で見逃しましたが、担ぎ手が池の中で龍神を解体し、龍神の頭にある金色の宝珠を奪い合うそうです。
それにしても、勇壮な神事。民衆の逞しさを見ました。
脚折雨乞(すねおりあまごい)を見学しました。
群馬県板倉町の雷電神社(らいでんじんじゃ)を訪ねた縁で、鶴ヶ島市の脚折雨乞を見学することになりました。
参加者:エコシティ志木「水塚の文化研究会」メンバー8名。
脚折雨乞は、鶴ヶ島市脚折地区に江戸時代から伝わる降雨祈願の伝統行事です。
現在は国選択無形民俗文化財・鶴ヶ島市指定無形文化財となっています。

祝詞のあと、板倉町の雷電神社から運んできた水を雷電池(かんだちがいけ)に注ぎます。
「雷電池のほとりの脚折雷電社に雨乞いすると、必ず雨が降った。しかし、寛永(1624〜1645)の頃、池を縮めて田を作ったため、そこに棲んでいた大蛇が上州板倉に移って行き、雨が降らなくなってしまった。
そこで、板倉の雷電神社で降雨祈願をして池の水を持ち帰ると、見事に雨が降り始めた。」
という明治時代の記録が残っているそうです。
雨乞い行事は、干ばつの年におこなわれていましたが、昭和39年(1964)を最後に途絶えていました。
昭和51年(1976)に復活し、それ以降、4年に一度おこなわれるようになり、現在まで継承されています。

土煙をあげて、雷電池に入る龍神。
龍神は、80本の竹と、570束の麦わら、クマザサの飾り付けでつくられ、長さ36m、重さ3tだそうです。
これが300人の男衆によって担がれ、白鬚神社(しらひげじんじゃ)から雷電池まで約2kmを練り歩きます。
今年は、交流のある福島県相馬市の高校生9人も担ぎ手として参加しているというアナウンスがありました。
なぜ麦わらの胴体?
「田を作ったため、大蛇がいなくなり、雨が降らなくなった」ことから、稲わらではなく麦わらなのでしょうか。
古代の、稲作文化と畑文化の鬩ぎ合いに思いを至らすのは、勘ぐりすぎ?
池の中では、観客も一緒になって「雨降れ、たんじゃく」「ここにかかれ黒雲」と叫んで雨乞いです。
クライマックスは時間の都合で見逃しましたが、担ぎ手が池の中で龍神を解体し、龍神の頭にある金色の宝珠を奪い合うそうです。
それにしても、勇壮な神事。民衆の逞しさを見ました。