[ #115 ] 2012.06.24. Sun 13:22
6月24日(日)
斜面林の手入れ〈いろは親水公園〉

通路にはみ出たオカメザサを刈り取る作業
11名が参加して、いろは親水公園内の斜面林の手入れをおこないました。
武蔵野の林は、古代から火山活動や火事による攪乱、加えて、火入れ・燃料や堆肥の材料として資材や落ち葉の利用などと、人による定期的な攪乱も加わって自然の遷移が制限され、世界でも希な生物相の豊かなクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林が維持されてきた場所です。
しかし、近年の燃料革命や農業形態の変化により、林の経済的価値が変化し、林は放置されるか、大規模な開発により消滅することが多くなりました。
このような林に「手入れ」という人為的な攪乱を定期的に加えることによって武蔵野の林のかつての姿を保ち、生物の多様性を維持しようというのが、この「斜面林の手入れ」という事業の目的です。

6月19日の台風で落とされたと思われる、鳥の巣。

カノコガの交尾。作業中には、こんな幻想的なプレゼントもあります。

斜面林の上の散策路。癒されますね。
この斜面林は、3年ほど前に市内の地主から志木市に寄贈されました。
新河岸川と柳瀬川の合流地点、武蔵野台地と荒川低地の境にあり、林の麓には志木市では数少ない湧水もあり、自然がとても豊かです。
20年ほど前に斜面林や湧水を活かした公園として、志木市が池や東屋を整備しました。
ほとんど市街化されている市内では、市民にとっても非常に貴重な場所です。
エコシティ志木では、湧水の調査や林周辺の清掃・自然観察会を不定期に続けていました。
2年前からは志木市から委託を受け、毎月定期的に清掃・剪定・落ち葉かきなどの手入れをおこなっています。
斜面林の手入れ〈いろは親水公園〉

通路にはみ出たオカメザサを刈り取る作業
11名が参加して、いろは親水公園内の斜面林の手入れをおこないました。
武蔵野の林は、古代から火山活動や火事による攪乱、加えて、火入れ・燃料や堆肥の材料として資材や落ち葉の利用などと、人による定期的な攪乱も加わって自然の遷移が制限され、世界でも希な生物相の豊かなクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林が維持されてきた場所です。
しかし、近年の燃料革命や農業形態の変化により、林の経済的価値が変化し、林は放置されるか、大規模な開発により消滅することが多くなりました。
このような林に「手入れ」という人為的な攪乱を定期的に加えることによって武蔵野の林のかつての姿を保ち、生物の多様性を維持しようというのが、この「斜面林の手入れ」という事業の目的です。

6月19日の台風で落とされたと思われる、鳥の巣。

カノコガの交尾。作業中には、こんな幻想的なプレゼントもあります。

斜面林の上の散策路。癒されますね。
この斜面林は、3年ほど前に市内の地主から志木市に寄贈されました。
新河岸川と柳瀬川の合流地点、武蔵野台地と荒川低地の境にあり、林の麓には志木市では数少ない湧水もあり、自然がとても豊かです。
20年ほど前に斜面林や湧水を活かした公園として、志木市が池や東屋を整備しました。
ほとんど市街化されている市内では、市民にとっても非常に貴重な場所です。
エコシティ志木では、湧水の調査や林周辺の清掃・自然観察会を不定期に続けていました。
2年前からは志木市から委託を受け、毎月定期的に清掃・剪定・落ち葉かきなどの手入れをおこなっています。