[ #41 ] 2009.12.09. Wed 11:18
12月7日(月)
埋蔵文化財整理室を見学しました
(志木のまち案内人の会主催)

志木第四小学校にある埋蔵文化財整理室の見学会に参加しました。
まず、土器の破片を計測したりもくもくとつなぎ合わせる作業をする10名あまりの人たちがいる部屋に入りました。
多数のかけらから丸い土器を復元する作業。「1日中やって一つもつながるかけらを見つけられないときもあります」と、非常に根気のいる作業です。
続いて、土器などが所狭しと収納された整理室に入りました。学芸員の尾形さんの案内により、3万年前の旧石器時代から中世のものまで、志木市から出土した土器など埋蔵文化財を見学。
モノの形や作り方から当時の社会の様子や流通経路などをさぐることにとてもロマンとおもしろさを感じます。

城山遺跡の住居跡から出土した「冨」の文字が刻まれた銅印。
一緒に木簡を削る刀子(とうす)も出土しており、このあたりに当時の役所が置かれていたことが推測できるそうです。文字がある資料からは、当時の息づかいが一層迫力をもって伝わってきます。
それにしても感心するのは、現在使っている器の原型がもう1000年以上前にできあがっているということです。[毛利]
埋蔵文化財整理室を見学しました
(志木のまち案内人の会主催)

志木第四小学校にある埋蔵文化財整理室の見学会に参加しました。
まず、土器の破片を計測したりもくもくとつなぎ合わせる作業をする10名あまりの人たちがいる部屋に入りました。
多数のかけらから丸い土器を復元する作業。「1日中やって一つもつながるかけらを見つけられないときもあります」と、非常に根気のいる作業です。
続いて、土器などが所狭しと収納された整理室に入りました。学芸員の尾形さんの案内により、3万年前の旧石器時代から中世のものまで、志木市から出土した土器など埋蔵文化財を見学。
モノの形や作り方から当時の社会の様子や流通経路などをさぐることにとてもロマンとおもしろさを感じます。

城山遺跡の住居跡から出土した「冨」の文字が刻まれた銅印。
一緒に木簡を削る刀子(とうす)も出土しており、このあたりに当時の役所が置かれていたことが推測できるそうです。文字がある資料からは、当時の息づかいが一層迫力をもって伝わってきます。
それにしても感心するのは、現在使っている器の原型がもう1000年以上前にできあがっているということです。[毛利]